淡い光は貴方

パート

=管理人
=はんかちー様
=狂乱の支配者様


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浮かび上がる淡い色 貴方が映し出されて行くようで 
脳裏をかすめる貴方との楽しかった日々
砂場に埋めた宝石箱からは、もうきっと何も出てこない

あれだけ好きだったのに、あれだけ求めていたのに 今は貴方が映らない
色褪せてしまった貴方への想い
私達の世界は終わってしまったの

楽しかったあの日々も、私が感じた仮初の恋も、何もかも
思い出に変わったあの日を境に

貴方と歩んだ道に終止符を打ち、新しい道へと進む事を決めた
影には心涙に暮れて泣いた日もあった
泣いたって何も変わらない事を知っていたけれど 泣く事しか出来なくて
そのとき初めて自分の小ささにきづいた

今の私があるのは貴方の存在があったから、私は其れに気づいた
余りにも大きな貴方の存在忘れられるはずもなく心に刻まれ

どれだけ貴方を振り切っても、新しい道には貴方の光が差し込んでいた
光それは貴方、私を導いてくれる優しい光

どんな光よりも暖かい、そんな貴方の光を背に受けて
私は歩める、もう一人じゃないとわかったから振り返らずに信じた道を

浮かび上がる淡い色 霞む貴方は光となって
私とともにある、姿無くとも心に確かに感じる貴方の存在

貴方を好きになった事 今ではとても幸せに思えます
今なら言える愛してると


17:42 2006/06/09   poem by 神無月ヒカル 狂乱の支配者 はんかちー