「色褪せる記憶」



貴方と交えた楽しかった思い出
貴方と喧嘩した事 貴方と抱き合った事
貴方を好きになった事 貴方を嫌いになった事
其の何もかもが私にとっては大切な思い出



色褪せる記憶は好きじゃないの
色褪せない証が欲しいと願うの



涙が流れ落ちるまでに貴方を忘れてしまおう
薄れ行く貴方との思い出に縛られる毎日は・・・It is only painful
涙が乾いてしまう前に貴方を忘れてしまおう
色褪せる記憶は過去に置いていこう、そう思っただけ



忘れられない 其れでも貴方を忘れられない
優しく優しく包みこんでくれた大好きな貴方を事を
色褪せて行くだけの淡い記憶でさえも大切にしてしまうから
気づいてた? 其れほどまでに貴方を愛していた事を


貴方と交えた楽しかった思い出
貴方と喧嘩した事 貴方と抱き合った事
貴方を好きになった事 貴方を嫌いになった事
其の何もかもが私にとっては大切な思い出



泣かないと決めたから なんて位に私は強くないから
気づけばまた貴方を思い出しているの
少しずつ薄れ行く記憶を抱き締めながら・・・It only sleeps
色褪せない証が欲しい 弱い私は無くなる事が怖いだけ


色褪せる記憶は好きじゃないの
貴方が見えなくなるのが怖いの
色褪せない証が欲しいと願うの
何時までもあの頃の貴方を見ていたいから・・・



poem by 神無月ヒカル