「光と君」


触れる 君は華

赤い 赤い 情熱の赤

触れる 君は心

淡く 淡く 遠くを見据えるような、淡い色

君が流した涙

そっと受け止める事が出来なかった僕

どうすれば 何をすれば

君を救えるのだろう

君の涙を止められるのだろう

君を包んで上げられるのだろう

どれだけ強くなれば 君を救えるんだろう



触れる 僕は闇

黒く 黒く 漆黒の闇

触れる 僕は光

淡く 淡く 導きの光

君が求めている『光』には

追いつけないけれど

何時だって君だけを照らし続けて

道に迷わないように照らし続けて



どうすれば 『光』になれるだろう

君が求める『光』になれるだろう

どれだけ照らし続ければ 君は微笑んでくれるのだろう



poem by 神無月ヒカル