「恋焦がれ -秋空-」


貴方との夢を見ていた
夢の中の二人はとても幸せそう
今の私と貴方も 夢の中の
二人のように 手を取り合って
ともに 歩いていけるのでしょうか


貴方の心が分からないのに
どうして夢の中の貴方は
そんなに楽しそうに微笑んでいるの?

逢いたい…大好きな貴方に
貴方と想えば想うほどに
制御出来なくなるこの気持ちが怖くて
恋焦がれる私の心は 秋の空


貴方との夢を見ていた
夢の中の貴方はとても素敵でした
でも、本当の貴方を私は知らない
何時かは 貴方の事を
知っていけるようになるのでしょうか


ただ逢いたい…貴方に
胸の中だけで留めるのは
もう、私には辛くて、苦しいから
貴方の心の中には 何が見えるの?


あわただしい景色は変わることなく過ぎて
私の心も変わることなく過ぎていく
色褪せることのない想いは秋風に揺られ
貴方の幻想を映しだしていく


逢いたい…大好きな貴方に
もしも、貴方と逢うことが出来るなら
精一杯の気持ち ぶつけてしまいたい


私の恋を 貴方への愛に変えてしまいたい



poem by 神無月ヒカル
12:32 2006/04/20