空に浮かぶ白い雲のように
私の心は不安定なまま
手を伸ばせば届きそうなのに
届かないと知った私は茜色


貴方の傍に居たかった
貴方の「恋人」で居たかった
貴方だけに 愛されたかった


空に浮かぶ長い飛行機雲
私の思いは一直線
手を伸ばせば届きそうなのに
届かないと知った私は茜色


涙を流すだけしか出来ない私
貴方への愛を確かめる事しか出来ない私
貴方の愛を受け止める事は出来たのに
どうして・・・どうして
貴方を引き止める事が出来なかったのだろう


空は青く、私を受け入れてくれる
貴方のように優しく、貴方のように青く
空は拒まない どんな事をしても
貴方のように 受け入れてくれるから


空のような貴方が好きでした


貴方の傍に居たかった
貴方の涙の理由(ワケ)を知りたかった
私の涙は途切れる事なく 胸を締め付けて



21:50 2005/08/11   poem by 神無月ヒカル