「月の階段」


会えない、会いたい
そんな事を思う日には、貴方に貰ったオルゴール
手にとって そっと奏でてみるの


会えないよ、会いたいよ
寂しい気持ちは独りの不安
貴方に貰ったオルゴール
手にとって 不安を消していく


時の彼方 通じる道は
月の光と 月が照らすガラスの階段

貴方に貰ったオルゴール
手にとって 天を目指す


待っててね 大好きな貴方
照らし続けていてください お月様
不安な私を堕とさないでください


辿りたい 進めない
そんな事を思う日には、貴方に貰ったオルゴール
手にとって 道を探していくの


待っててね 大好きな貴方
きっと 見つけ出せるから


今、少しずつ 歩き始めてるから


貴方という人が居る道を


月の階段を



poem by 神無月ヒカル