忘れない


流れた雫が 赤く染まる頬を冷まして
荒れ狂った心を落ち着かせてくれる
泣くことしか 今の私には出来なくて


触れたい君の其の背中
触れられない・・・其の背中


気がつけば恋してた 貴方に
何も言わずに微笑むだけの貴方
辛い・・・恋することがこんなにも・・・


触れたい君の其の背中
近づきたい・・・貴方に


何度も何度も貴方を忘れようと
ぐっとかみしめた唇 今も忘れない
優しい貴方が 微笑む貴方が
何度も何度も頭をかけめぐる


流れた雫が 赤く染まる頬を冷まして
荒れ狂った心を落ち着かせてくれる
泣くことしか 今の私には出来なくて


目の前に居る貴方
一言・・・話かけるだけでどうして
こんなにもドキドキしてしまうの?
こんなにも・・・貴方が好きなの?


暗い・・・暗い夜を知らない私
ずっと・・・ずっと貴方を追い続けて・・・
忘れない



13:43 2005/10/14   poem by 神無月ヒカル