「舞い降る雪のように 〜銀世界〜」


瞳を開けてみると一面に広がる銀世界の中
白い姿の君が雪のように優しく微笑んだ世界
「大好きだよ」なんて言葉を
舞い降る雪のようにゆっくりと、優しく
僕の胸へと届けてくれる


暖かい僕の胸の中へ、ゆっくりと溶け出す
君がくれた「言葉」という名前の白い雪
心に染み込んで、白い幸せに変わる


二人歩いた雪景色
君の小さな歩幅と
僕の大きな歩幅が
辿った道をなぞって行く

合わせようと頑張ってる君
僕は振り返る
君だけが映る雪景色を
少しでも長く見ていたいから


瞳を閉じてみると一面に広がる君と雪景色
白い姿の君が雪のように優しく微笑んだ景色
「愛してる」なんて言葉を
舞い降る雪のようにゆっくりと、沢山
僕の夢の中へと届けてくれる


暖かい僕の雪世界へ、ゆっくりと咲き乱れる
君がくれた「想い」という名前の白い雪
心に染み込んで、白い願いに変わる


二人出逢った雪景色
君の小さな歩幅と
僕の大きな歩幅が
白い道を色付ける

合わせようと頑張ってる君
気がつけば僕の隣に居た
背伸びして僕の唇を重ねる
雪が舞い降る銀世界

君だけが映る雪景色を
ずっとずっと見ていたいから


君を離さない


一面に広がる銀世界

歩幅の違う二人の足跡

白い姿の君が雪のように優しく微笑んだ景色

雪が舞い降る銀世界

ずっと

ずっと


見ていたいから



poem by 神無月ヒカル